国指定重要文化財 三 郷 八 幡 神 社

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国指定重要文化財 1

 

国指定重要文化財 

三郷八幡神社&棟札五枚

本殿(正面より) 

 

 

 

三郷八幡神社が国指定重要文化財に指定されたのは、昭和19年でした。

この地に鎮座されたのは、棟札(同じく国指定重要文化財)によりますと、

永禄2年(1559年)と言いますから、いまから459年昔になります。 

 

  

本殿側面

 

 

お屋根の反りがなんとも言えないくらいきれいです。(左側面からの写真です)

 

 

 

 

 

 

また正面の彫り物に、日本全国でもめずらしいものが彫られています。

世界遺産に登録されています、日光東照宮に「なすび」の野菜が彫られていますが、

当神社では「大根」が彫られています。寺社彫刻で、野菜の彫り物は極、めずらしいと

言うことで、日光東照宮のサイトにも・・・・和歌山県三郷八幡神社の大根の彫刻・・・・、

とトップページに表記されています。その理由は、日光東照宮建立時に、当神社と深い

縁があったそうです。

本殿 彫り物 (撮影者 松本十徳 様)

世界遺産 日光東照宮さまのサイトです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 彫り物

 

 

本殿後ろ


 

 

 

 

 本殿正面の蟇股(かえるまた)には、俵に乗った大黒さまと二股大根が2本並べて

彫刻されています。

 

平成12年度には、東京大学の研究室が、総勢60名もの方々で調査に見えられ、また、

東京芸術大学の文化財研究所の先生、また、大黒天の研究者である松本十徳氏等、

多数の研究者が来訪されました。松本氏の研究成果から、当神社の彫り物は大変貴

重なものと分かりました。その上、かつて当神社の本殿は、なんと「国宝」だったそうです。

国指定重要文化財というカテゴリのなかった時代、その分類がなされる折に維持管理の

楽な「重文」にと、当時の総代が望んだのでしょうか?

 

寺社彫刻で野菜をモチーフにしたものは「木の彫り物」では全国に10例程度しか無く、

(石での彫り物は数100例があるそうですが・・・)そのうち、製作年代が古く、保存状態の良い物は、当神社のものが抜きん出て優れているとのことです。(この写真についての

著作権は、松本十徳様に属します。)

 

 

 

 

 

 

棟札五枚(国指定重要文化財)

 

 

 

三郷八幡神社の本殿と共に、国指定の重要文化財に指定されている棟札です。

5枚ありますがそのうちの1枚です。

 

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