国指定重要文化財 三 郷 八 幡 神 社

絵巻の奉納 六十六部と防災設備 季節の風(春編) 季節の風(夏編) 季節の風(秋編) 季節の風(冬編) 

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国指定重要文化財 2

本殿直前

なぜ、我が八幡さまと日光東照宮さまとが、ご縁があるのでしょうか? その1

 

それは、地元の古老が伝え聞いた説話を基に、考察を進めてみると、このような次第です。

 

昔、江戸の時代に日光東照宮造営の命が下された。その造営に「名工・左甚五郎」が彫り物の製作を請負、その当時。江戸より紀州熊野の権現さまに、大役成就の祈願のために、一番弟子の某工を名代としてつかわした。

彫り師の命とも言える三種の彫り道具を奉納すべく、旅路を重ね、当加茂の里まで来た時に、腹痛を起こし、そのまま半年間、この地に逗留することになった。急飛脚を仕立てて、この様を左甚五郎の元へ伝えたところ、続いて代わりの者が出立して無事、熊野権現に奉納祈願をし終えて、帰郷し、師は造営を開始した。

  彫り物は、宮司様の頭上の彫り物より、もうひとつ奥になります。いつもは防災の関係で立ち入り禁止ですが、お祭りの時など、宮司様にお声掛けして、ご覧になってください。

本殿サイド

なぜ、我が八幡さまと日光東照宮さまとが、ご縁があるのでしょうか? その2

 

一方、当地に逗留を余儀なくされた、某彫り師は、体調の回復とともに、当神社の蟇股の彫り物に明け暮れ、現今、全国でもめずらしい野菜「大根」の彫り物を完成して、奉納されたものであります。

 

それから、その彫り師も無事帰郷し、日光東照宮の造営に関わり、得意とする野菜「なすび」の彫り物を刻み、納めたというものであります。

 

この説話を裏付けるものとして、国立博物館の館長様より調査を受け、我が八幡さまの彫り物と、日光東照宮様の彫り物は同一人物の作であると言うお話しも頂いています。




 

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